館山市・南房総の整体院●○濱香(はまごう)カイロプラクティックセンター

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2016 / 04 / 01  18:00

今月のメッセージを更新しました。

 先週までは、季節や気温の変化が目まぐるしく、心身の変化も大きく感じられますが、心の安定を大事にしながら身体の元気を維持していきたい今日この頃です。

 

 例年、この時期には「睡眠」に関する記事をご案内しています。今年も睡眠にまつわる面白話がいくつか見つかったのでご紹介したいと思います。

 

 1、人間は、「目が覚めてから15時間前後に眠くなる」というメカニズムを持っています。

 

 「寝付きが悪い」といった悩みがある場合、この仕組みを逆手に取って見てはどうでしょうか?起床時間が午前7時の場合、就寝時間は夜10時ということになります。

 

 2、睡眠不足は肥満の原因となります。

 

 睡眠時間が(概ね4時間未満に)制限された場合、食欲や体重を調整するホルモンであるレプチンのレベルが下がり、食欲を増すグレリンを増加させるそうです。また、いびきや睡眠時無呼吸症候群によって無自覚に睡眠が中断されている場合も、結果的に睡眠不足となります。

 

 3、「あくび」は感染ります。

 

 「あくび」は酸素不足を解消するために起こるものではないそうです。心理的な面があり、画像を見たりあくび音をきいたりするとあくびが出てしまう現象が実験で確認されています。

 そして「あくびは脳の倦怠感のあらわれである。」という研究結果があります。つまり、その状況に退屈しているという現れなのですね....

 

 4、シワ取りクリームの効果は睡眠中だけ。

 

 睡眠中、人間は体温を少しだけ下げようとしますが、体からの発汗は抑えられてしまいます。そこで顔や額から普通以上に発汗させるため、皮膚に多量の水を保持させることによってふくらませ(た結果)シワが平らになる。ということで、夜寝る前につけるいわゆる“しわ取りクリーム”の多くは朝方までその作用を助けるためのものであって、シワを本当に取り除いたり防いだりするものではないのだそうです。

 起床後は皮膚が空気にさらされ、シワをふくらませていた水分は逃げていってしまいます。

 

 少々長くなりましたが、睡眠中も我々の身体では色々なことが起こっているのですね。健康への影響も大きいです。よい睡眠を心がけましょう。

 

 ★参考文献★ ジム・ホーン 著、安藤喬志 訳『眠りの科学への旅』化学同人

 

2024.04.20 Saturday